アーノルド・ベックマン本領発揮回。
やぁベックマン、とても元気そうじゃないか。周囲を言葉巧みに誘ってすべてアジマ所長に責任を押し付ける所業、とても見事な腕前だ！こんなこと誰にも予想できないのに劣悪な職場環境の不満欺瞞怠慢、関係ないことまで押し付けるなんてさすがだベックマン、今君すごい良い顔してるよ！

しかしこんな状況で犠牲になるのも魔術師で、こんな状況を観察してるのも魔術師とはこんな何とも無情な話もありませんね。一般人も一般人であれば魔術師も魔術師、どちらも碌なもんじゃねぇ…


執行するのは最も位の低い職員
その裏の顔は機密を漏らさないように雇われた始末屋。彼が現れた時点でアジマ所長も自身が始末されるべき存在なのだと理解したのでしょうね。表向きはこの状況に責任を負うべき責任者が最も位の低い職員にその責務を執行される。実際はこの狂った状況で研究の秘密を洩らさないように情報を持つ人間を消すための執行。機密を漏らさないためにも、これは必要な儀式だったのだ。

ドヤ顔してこの男にハンマーを持たせたベックマン（12話参照）ですが実際はそんなことしなくても消される運命にあったというのがまた、自らも真実を知らず、自分も踊らされてることに気づかない哀れな男よなベックマン。