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イリヤの日常。
目が覚めると見覚えのある部屋、そうここはいつもの自室で今日は夏休み明けの新学期一日目。慌しく準備してパンをくわえながら家を飛び出して学校へ向かう。セラ達がいてお兄ちゃんがいて学校があるそんな当たり前なイリヤの日常。


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人は飛べません。
当たり前の話ですけどね。
かつて「魔法少女って飛ぶものでしょ」と当たり前のように高度な魔術を使用して飛んでいたことがあったとかなかったとか。そういえばその時美遊がこのセリフを言っていましたね。


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だ、誰だーーーーーー!!
男気溢れる性格をしていた龍子が夏休みあけると一気に淑女に。夏休みで一体何があったんだ…
周りが多少変化があれどイリヤ周りもごくごく普通の平和な日常。だけどこの世界には"いる"べき人達がいない。


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そうここはイリヤが望んだ世界
クロや美遊と出会う前の魔法少女になる以前の、かつてイリヤが戻りたいと願った本来の日常。
でも気付いてしまうあの世界に訪れた人間だからこそ気付けるクレーターがない綺麗な街並みの尊さを。イリヤの学校に訪れた士郎はイリヤに全てを悟らせ「全て夢だった」と戻る選択肢もあるのだと促しますがイリヤは…


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イリヤは逃げない
もう行き詰った世界であっても全てを見捨てて逃げ出すことなんて今更できないよね…
もっと出来ることも、もっと言うべき言葉もきっとあった。たとえ間違った選択をしたのだとしてもそれでもイリヤは諦るなんてことはしない。だから今更正解か不正解かなんて関係ない、それでも前を見続けるのがイリヤなのだから。
イリヤの答えを確認した士郎、その姿が解け現れたのは――


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道を示してくれたのはお姉ちゃんでした。
イリヤ、お前、君と随分態度が不安定な士郎だなと思っていましたがそういうことでしたか。
最後の"最後"までお姉ちゃんとしてカッコイイ姿を見せてくれたクロ。ここからイリヤに訪れるであろう世界は今までで一番厳しい現実。でもここまでクロから背中を押してくれたのだからもうイリヤはきっと折れないよね。イリヤが望む未来をつかみ取れ!