1
2

「最後まで笑って欲しかった」と告白するジュリアンを暖かく受け入れるイリヤ
イリヤ世界の士郎、美優世界の士郎。その様相の違いに気付いたのも、ジュリアンがエリカに見せる態度が美遊兄に似ていたと気付けたのも衛宮士郎という人間を一番近くで見ていたからなのでしょうね。


3

今の自分が何者かを悟り、敗北を認めるジュリアン。
子供の頃に理想を追い求めていたはずが、いつの間にか嘘と妥協で塗りつぶして光に背を向けていた彼があの頃の自分と同じように真っ直ぐ光を見つめるイリヤに勝てるはずも無い。
ジュリアンが向かってくるイリヤを憎み拒絶していたのも、そのことに意識せずとも気付いていたからかもしれませんね。


4

割れる空間、ピトスに訪れる異変。
ジュリアンの敗北と同時に逆さ空間にも異変が。
パンドラの問いに「傷を癒してくれるのもやっぱり人だから」と答える美遊。
外の世界がパンドラにとってまた辛い世界だとしても、イリヤを受け入れたジュリアンがきっと、その癒しになってくれることを信じたい。
次回、二人と対面かな。少しでも二人の道が光の方向へと進むといいですねぇ…